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補巻月光第49帖(837)
そなたの用意が足らんぞ。
日々の人間の御用を、
神の御用と和すように、
神の御用が人の御用、
人の御用が神の御用となるのがまことの道であり、
弥栄の道であり大歓喜であるぞ。
いつでも神かかれるように神かかってゐるように、
神かかっていても、
われにも他にも判らぬようになりて下されよ。
鍬とる百性が己をわすれ、
大地をわすれ、
鍬をわすれてゐる境地が、
まことのみたましづめであり、
神かかりであるぞ。
そこらでなさる行も、
それに到る一つの道ではあるが、
それのみではならんぞ。
氣つけ合ってよきに進んで下されよ。
そなたが歩むのぢゃ。
道は自分で歩まねばならんぞ。
他人におんぶしたり、
他人が歩かしてくれるのではないぞ。
そなたの力で、
そなた自身の苦労で人を助けねばならんぞ。
人を助ければその人は神が助けるのであるぞ。
この道理なぜに判らんのぢゃ。
人を助けずに我を助けてくれと申しても、
それは無理と申すもの。
神にも道はまげられんぞ。
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